最悪だと思わないか。

最近の、自分の生き方にはがっかりする。クソだ。 何かと言い訳を考え、現状維持とか穏便な選択肢に価値を置いてきた。 振り返れば高校時代からそうだ。大学受験で何を学んだのか。運命を受け入れるとかいって、準備段階から生ぬるく過ごしてきた人生。 つまり、本当の自分から逃げていた。本当に情けなく、弱い。 痛みや苦しみ、挫折、新しい挑戦を避けていた。そういう困難の先にこそ、誰も知らない本当の自分がいるはずなのに。

表面的な幸せや安定に満足しちゃダメだと思う。変化を恐れず、むしろ進化のチャンスとして受け入れる姿勢こそが重要なのだ。 惰性で生きるには人生短すぎる。人生ってそんな安っぽいモノじゃないだろう。 ロマンチックな理想とか、コモディティと化した世の中の幸せとかはどうでもいい。そんなものには、心の底から中指を差し上げる。 とにかく一番怖いのは、何も成し遂げないまま人生が終わってしまうことだ。「ありのままの自分」とかいう言葉は綺麗だが、成長を諦めることの言い訳でしかない。成長や進化を諦めるということは、長い歴史を見れば、絶滅を受け入れることだろう。あまりにも子孫がかわいそうだ。

これまでの僕は、温厚を心がけてきた。争いをさけ、みんなと穏やかにやっていこうとしてきた。怒らず、争わず、うまく立ち回って目標を達成しようと。それ自体は人生の戦略として間違ってないと思っているし、今でもそのスタンスは大事だと考えている。 ただ、最近、その「手段」が「目的」になっている気がしている。人に媚びるようになって、多くの物事を妥協している。妥協しているんだ。クソだろ。すごく情けない。

幼稚園から小学校まで、合気道を習っていた。相手が強ければ強いほどいい。その力を利用できる。抵抗ではなく、攻撃を正面から受けるのではなく、流れを変える。

もうなんでもいい。とにかく僕は、やりたいことをやる。挑戦したいことに挑戦する。登りたい山に登る。渡りたい海を渡る。覚悟を決めて、自分の宇宙を開拓する。ただそれだけだ。